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子宝温泉に行ったよ☆

遅い夏休みで、某S県の「子宝の湯」 に行きました。
その温泉には近くに子宝神社なるものがあるとのことで、不妊クリニックをKLCに変更するにあたり、心新たに神頼み、といった心境だったのであります。。。

年1で温泉に行く我々ですが、普通1人7、8000円程度で1泊2食付のところなんですが、今回は値段より子宝ってことで一泊2食14990円の宿へ。

恐怖体験ツアーに近く、スゲー山奥の宿(ホテルってなってるけど)で、そこは廃墟寸前のような建物。まずびびる。でも子宝だし!!と覚悟を決める。
多分働いてるのは3人程度で親子。到着後出てきた女将は70代くらいの丸いお婆さん。赤い口紅がビビッドに決まっており、声が出ないのか、ゴッドファーザーのマーロンブランドのようにかすれていて、何を言っているのかわからない。でも、たまに急に普通の声が出てビックリする。

部屋に案内されると、そこは畳ではなく、井草のフリしたビニールだった。冷蔵庫はない。
窓のカーテンを開けようと手をかけると下5㎝くらいに、茶色の水玉?と思いきやカビで出来た柄だった。。。
建物横に小さめの川があり、川の斜面にはなんかぶっといパイプとか木の扉とか布切れが落ちていて汚い。
建物の中も昭和の化石のようで、エレベーターやトイレには、お婆ちゃんが持ってるような着物の切れ端で作ったようなちっちゃい巾着に入った匂い袋がぶらさがっており、その、タンスにゴンみたいな匂いがいたるところでするのである。
廊下の端に置いてある壷とかのあたりも埃がたまっており、花瓶に入ってるほおずきやなんかはドライフラワー化している。壁には、この宿をひいきにしていたのであろう、ずいぶん前にお亡くなりになった有名人の白黒写真がいくつか飾られている。。愛人との隠れ宿に使っていたのだろうか。。。
暗い廊下の突き当たりの唯一の自販機の横には、古い木の鏡台が置いてあり、鏡がなんだかスゲー怖い。
廊下に並んだ部屋の入り口には、帰った客なのか先の予約なのかフェイクなのか、ほぼすべての部屋でいろんな名前の表札のような紙が。でも、客はとうとう自分ら以外に私は1組のカップルしか見なかった。長い黒髪の浴衣の女性とすれ違ったのだ。。。

早速温泉に。24h入れます、と。風呂は5,6個あり、それぞれに名前が。建物に点在。
まず、1個目の風呂で40分くらい我々の貸切でよい、との事で入ると、アリの行列が柱から湯船の上の壁の角を通り隙間へ消える。アリコロリが置いてある。マジか!?って感じ(笑)。

2人で廊下を歩いていると、「給湯室」みたいな暖簾の下がったところがあり、私は気づかなかったのだが、その暖簾の奥に人がいたらしく、その「人」は、我々が通ると気づかれないようにと、暖簾の奥の壁にピタッと張り付いていた、と旦那が言うのである。面白い。。。なぜ隠れるのか。。。

大浴場の奥に露天風呂があり、行く途中の半分外の床には安いビニールの芝生が置いてあり、風呂の中の木には緑のコケ?が生えている。正直きつかったのだが、も、もちろん子宝のため入りました。
洗い場にもアリ、蚊が。ガラスや床もなんか汚い。
掃除しようぜと思う。マジックリンを貸してみろ!と思った。マジで掃除したかったわー。

また、飯がなんたって面白くって、夜食に別室に行くと(夕方6時)、お笑いで使うプラスチックのちょんまげカツラ(ゴム紐付き)と、女にも昔の着物の時の髪型のカツラが。
「うひひひ」と、スカスカの声で笑いながら女将のばあさんがかぶせてくる。どうやら強制なので断れない。旦那のちょんまげが笑えて笑えて飯どころではない。私の方はゴム紐が伸びてて落ちてくるので大変。
そんな中女将の調理の説明が続く。旦那も黙々と食べている。ヤメテクレ~!と思ったよ、マジ受けて大変だった。ちなみに食事部屋の個室床は真新しい綺麗な本物の畳だったが、なぜかぼこぼこしている。
猪の肉や牛、豚などが土鍋の蓋のないので焼かれる。
野菜もいろいろ入っているのだが、中でも正体不明の謎の強烈な緑が。春菊かパクチーのような味で、もっと苦い。本当に食べられる草なのかわからないが、強烈な苦味で、これもびっくりでした。

まぁ、そんなこんなで、日暮れに近くの子宝神社に歩いて行ったのだが、神社(と言っても半分民家)の庭にはパンツやなんかの下着が干してあり、「こりゃダメだ」と若干思う。お賽銭箱だけはなぜか4個も設置されており、どんだけ賽銭取るんだと思いつつ、1箇所にだけ5円を入れた。途中デカイオニヤンマかスズメバチかが猛スピードで近くを通りびびった。

ちなみにその夜は、どの風呂も始終私1人の貸切でした。。。

そんなこんなで、朝のチェックアウトでは、クレジットカードも使えないので現金でお支払い、太陽の光にホッとしながら帰路につきました。帰りに女将が黒飴を数個渡してくれた。

金額以下の宿だと思うし、損したような旅でしたが、帰ってきてみりゃあれもこれも通常の生活ではアリエナイことが多いので面白く、いい思い出になりました。

これで妊娠したら、効果アリってことですが、いかに。。。
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by eimideath | 2013-09-12 18:47 | 日記